- 2022年10月31日
『双頭の悪魔』は四国にいる時に読みたい推理と3つの挑戦状
双頭の悪魔という有栖川有栖の推理小説をご存じですか?この作品は「週刊文春ミステリーベスト10」で1992年に4位を取っただけでなく、「このミステリーがすごい!」で1993年に6位、2008年に発表された「このミステリーがすごい!20周年ベスト・オブ…
双頭の悪魔という有栖川有栖の推理小説をご存じですか?この作品は「週刊文春ミステリーベスト10」で1992年に4位を取っただけでなく、「このミステリーがすごい!」で1993年に6位、2008年に発表された「このミステリーがすごい!20周年ベスト・オブ…
エンディミオンの覚醒というダン・シモンズのSF小説。この作品でついに4作続いたハイペリオンシリーズは終わります。終わってしまうのです。ですが、これがなんとも長い長い!上下巻合わせて1420ページもある超大作。その中身といえば、今までの3作品のそれら…
エンディミオンというダン・シモンズの小説。これはTVアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』を観たことがある人ならもしかしたら知っているタイトルかもしれません。ダン・シモンズのハイペリオンシリーズは全部で4作品ありますが、3作品目である『エンディミオン』こそが長…
ハイペリオンの没落というダン・シモンズの小説は、4作続くハイペリオンシリーズの第2作品目にして、前作『ハイペリオン』と今作『ハイペリオンの没落』で一旦話はまとまります。3作品目の『エンディミオン』と4作品目の『エンディミオンの覚醒』は時代が変わって…
ハイペリオンというダン・シモンズの小説は、「読んだことがない人が羨ましい」と言われるSF小説です。それはどういう意味かと言いますと、この小説、とにかくワクワクがすごいのです。次から次へと展開していく内容に、ハラハラ・ドキドキ。これからどうなるんだと…
影響力の武器というロバート・B・チャルディーニの本は、僕の人生に大きな影響を与えた一冊です。と言うのも、大学生の時に沢山の人に騙され、詐欺にあい、人間不信に陥っていた僕がこの本を読んでから、人に騙されにくくなったのです。それだけでなく、無謀にも大学…
ギリシャ棺の謎という推理小説はアメリカの作家、エラリー・クイーンの作品なんですが、実は長いこと本棚にしまったままでした。と言うのも、僕が持っていたのは1959年に発行された井上勇が訳した文庫で、訳うんぬんよりも、印刷してある文字が潰れたスタンプのよ…
三つの棺というジョン・ディクスン・カーの推理小説は、長門有希の100冊に登録されているので、いつかは読んでやろうと大学生の時から探している本なのですが、絶版状態が続き長いこと手に入らなかったのです。しかし、最近になって調べてみると2014年に新訳が…
夏への扉という小説をご存知でしょうか。まずはその表紙を見て欲しいのですが、猫が扉の前にいて、扉が開くのを待っているみたいな感じが第一印象として目に飛び込んでくると思います。…が、よく見てみるとその扉の光には人間の目が描かれているのです。え!?なにそ…
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?という不思議なタイトルの小説を読んでみる事にしたのは、先日友人から「映画のトゥルーマン・ショーに似た作品ってない?」って聞かれた時に、設定の面白い作品で検索したら出てきたのが『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』だ…